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「東京家族」

家族の絆よりも家族を増やす絆が欲しいガオー島田です。


山田洋次監督50周年記念作「東京家族」を観て来ました。

小津安二郎の名作「東京物語」をベースにした現代版。
製作中に東日本大震災があり、シナリオの改定があったとの事。

前半部はさすが山田洋次らしく、画面の片隅に少し家族の関係が垣間見えたり登場人物の距離がさりげなく描かれ情報量に満ちた演出がされており、かなり興味深く観れました。
こちらとしてはもちろん「東京物語」が頭にあるので、その家族間の異和みたいなものが良く描かれていたと思います。

途中「あれ?」と言うような描写がポツポツとはありましたが、そこら辺はまぁ大筋には影響も無く、こちらもラストに向けて感情が高まり「泣きスイッチ」がいつでも入る状態に入れてありました。

しかし、この映画の要ともなるキャラクターである蒼井優演じる紀子が全然原節子にならない。
最初の出会いの描写においても、全く天使的な存在と言うと違う気がしますが、この映画において本当に人の気持ちがわかる存在と言う描写が全く描かれていません。
無論東京物語はベースに過ぎないのでどういうキャラクターでももちろん構いません。
しかし、母親が安心できるような、そして未来を託す存在な訳ですから、そこいらの普通の女子みたいな描き方でいいのかがどうにも疑問です。
映画の設定上もっと重い役目でもある訳で、一日も経ってないのにタメ口聞く娘には本当に違和感を感じました。

そしてラスト付近でも現代っ娘描写がされており、そのセリフや描写も疑問で悩んでしまいました。
今の若い人達に感情移入してもらおうという意図があったのかもしれません。
というか多分その意図で描かれたセリフと態度だったんだと思います。

ネタバレ無しだと批評しにくいですが、こういう気持ちになっちゃう普通の娘が、実は違う事を知って…と言う流れなんだと思います。
しかしそうなってくると、その倫理観のラインが映画で描かれる他の家族たちとの倫理観と大差なくなってしまう事になってしまいます。
この息子の嫁候補はいい娘だけど状況が状況なら、実の娘とたいして変わらん行動をする娘じゃないか?って思えてしまうわけです。

山田洋次と言う人は単純なリベラルのようでいて、非常に頭のいい人なので、もしかしたらそこまでの計算で描いているのかも知れません。
現在に本当の優しさや絆を知ってる人なんていないよって言う皮肉だったとしてら面白いですが…。

俳優陣は好演。

取ってつけたような震災関係の話はマイナスにしかなってないと思います。
だって東京物語的悲劇以上の悲劇を劇中想起させてどうすんの?

なるほど隣のユキちゃんは天使のような存在だった事を思い出しましたが70点で。
かなり大きなミスをした映画だと思います。
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コメント

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おっすww

7eh0319c
久しぶりwww
元気してんのか?
俺は相変わらず、美味しい思いさせてもらいまくってるぜwww
http://857Uf2o2.www.i-comm.mobi/857Uf2o2/
プロフィール

ガオー島田

Author:ガオー島田
★住所:帰り道高校生にボコられる危険がある所
★趣味:SKEのCDを沢山買って知り合いの小学生にバラまく事
★生年月日:とっさに言われると右と左がわかりません
★身長:心はデカイから大丈夫
★体重:性格は軽いです
★現在ハマっているもの:今出舞さんのわがままボディ

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