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「悪人」

生前いい事をした人は天国、悪い事をした人は地獄、普通の人は中国へ行くらしいよ、っていう田上よしえのネタが大好きなガオー島田です。

吉田修一の原作を「フラガール」の李相日が映画化した「悪人」を観て来ました。

いろいろ話題になっているので、知っている方もおらられれるるでしょうが、殺人を犯した男と女の恋愛、被害者・加害者の家族の話、という作品です。
かなり評価が高かった事もあって、結構構えて観てしまいました。

前半部の演出の細かさと人間を観るまなざしなどは本当に良く出来ていて、「ふほ~~~」「ふへぇえええ」と変な溜息混じりの感嘆を上げるぐらい素晴らしかったです。
日常のちょっとしたイラっとする事であったり、携帯のメールで性格がわかるように微妙な癖が付けられていたりなどなど。

ただ大筋の部分でどうしても解せない所があり、そこがやはりストーリーの根幹を担っているので大きな欠点として浮かび上がってしまう気がします。

解釈の問題って所もあるのですが、やはり殺人に至る所がどうしても納得がいかない訳ですな。
深津さんと会ってから人間性を取り戻したと言うならわかるんですが、その前もそれほど悪人じゃなくね?って所ですかね?

そして根本的な部分である妻夫木さんと深津さんの恋愛の深度みたいなものが、どうしても薄く感じたりするんですな。
性的衝動から愛着とかが深まるエピソードも無いってのと日にちが浅すぎるって所にちょっと不満です。

あと私たち観客はすべてを観ているから知っているけど、柄本明がああいった行動に出るのはちょっと唐突な気がします。
エスパーだからかよ?とか考えてしまいます。

後はこういう映画で樹木希林キャストするのもうやめね?とか考えるのは自分の問題かと思いますが、なんか頼り過ぎな気がして素直に楽しめなかったり。


なんでしょうかね?
このもうちょっと頑張ったら傑作になるっていう感覚。
「フラガール」にも感じたんですよね。
さびれた炭鉱、貧困、フラダンス教師との別れ、と描かれるものが意外にオーソドックスで、これまで既存の映画のそれを決して飛び越えない感じ?

いろいろと心が動かされる描写もあって、決してダメな映画ではありませんが、高評価に対しては「ちょっと待ったぁああ!」ってな感じの映画です。

岡田将生はこの大事な時期に、人から嫌がられる役をいっぱいやっていて偉いなぁという事で80点で。
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プロフィール

ガオー島田

Author:ガオー島田
★住所:帰り道高校生にボコられる危険がある所
★趣味:SKEのCDを沢山買って知り合いの小学生にバラまく事
★生年月日:とっさに言われると右と左がわかりません
★身長:心はデカイから大丈夫
★体重:性格は軽いです
★現在ハマっているもの:今出舞さんのわがままボディ

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