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「キャタピラー」

台風一家の後、カラッとして涼しくなってましたが、結局湿気がアイルビーバックで死にそうなガオー島田です。
これだけ動けない夏もおひさですよ?

私にとっては邦画の生涯ベスト10に入る傑作「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」に続く若松孝二監督作「キャタピラー」を観て来ました。

第二次世界大戦中、戦地から返ってきた夫には四肢が無くなっていた。
夫は「軍神」として村で祀り上げられる、と言うかなりそそられる内容で、ベルリン国際映画祭においても寺島しのぶが銀熊賞最優秀女優賞を受賞しています。

どう考えてもかなりきつい内容である事が想像できますが、まさしくその通りきつい内容でした。
おかしさと皮肉も少々ありますが、ほぼ真正面から見据えた映画になっていました。

冒頭からいきなり四肢の無い夫が帰ってくる所から始まる訳ですが、実際中身はもちろん細かく感情の変化が描かれる訳ですが、正直言うとお腹いっぱいになってしまいました。
その辛い現実が、日常生活として麻痺すると言うよりは、物語を見る側として飽きちゃう感じになっちゃうんですな。
これならば戦場に行く前の夫婦を描いた方が、例えば特別円満でも無い夫婦を描いた方が自分としては感情移入もしやすくもっと物語に乗れたのでは無いかと思います。

設定とテーマがいいだけにそこが残念でした。

ホームページを見る限り当初からの目論見なんだと思いますが、戦争という大きなテーマを背負い過ぎなのではないかと思います。
そこにちょっと押しつけがましい感じがしたのも事実。
エンディングはちょっと見ていたドラマとは違う、完全に異質な反戦ソングが流れて場違いな感触がありました。

後は夫の感情の描かれ方がシンプル過ぎるのも気になりました。
一日寝ているのであれば、かなりいろいろな感情が湧きあがるのではないかと思うので、そこも引っかかった次第。

その他、もっと村の人の日常描写があっても良かったなとか、いろいろ思い浮かびました。
1960年代あたりなら、このシンプルさと力強さが面白さに直結したとは思うんですが…。

寺島しのぶと着想込みで70点で。
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プロフィール

ガオー島田

Author:ガオー島田
★住所:帰り道高校生にボコられる危険がある所
★趣味:SKEのCDを沢山買って知り合いの小学生にバラまく事
★生年月日:とっさに言われると右と左がわかりません
★身長:心はデカイから大丈夫
★体重:性格は軽いです
★現在ハマっているもの:今出舞さんのわがままボディ

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